ヒカキンさんが再現した「ヴィエ」とは一体何なのでしょうか。
実は本家や元ネタがあるようなのですが、なぜヒカキンさんが「ヴィエ」を再現したのか気になりますよね。
そこで今回は、ヒカキンさんについて、
- ヴィエとは?
- なぜヴィエを再現したのか?
- 本家との比較
- ヴィエの元ネタ
といった内容を調べてみました!
ヴィエとは?
https://twitter.com/hikakin/status/1421436317037056001
ヴィエとは、
バーバパパさんが2020年7月にYouTubeに投稿したミュージックビデオ
です。
こちらがその動画です。
このヴィエについて、
- 内容
- バーバパパさんについて
- 動画再生数と登録者数
- ヴィエの口コミ・評価
について見ていきましょう。
ちなみに正確な表記は「ウ”ィ”エ”」です。
内容
内容は、一言で言いますと、
奇妙
です。
CG映像で作られた北の最高指導者とおぼしき風貌の男性が、EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)系の曲に合わせて踊っています。
しかし顔は能面のよう。
目と口がぐにゃっと縦になったりします。
場所は教室ですが、赤と黒のおどろおどろしい背景に変わったり、何人ものその男が壁や天井にへばりついて奇妙に動いたりします。
バーバパパさんについて
- 関西在住(推定)
- 20代前半くらいの男性(推定)
- 自作したミュージックビデオをYouTubeに投稿
- シュールで奇妙な独特の世界観
他のバーバパパさんの動画の中で関西方面の場所が多く出てきたり、関西弁で話すことが多いので、関西在住の方と見られます。
また初期の動画で本人と思われる方がギターを弾いていますが、それを見る限り20代前半くらいの男性と推定されます。
自作したEDM系の曲とCG動画を組み合わせたミュージックビデオを2016年からYouTubeに投稿。
シュールで奇妙な独特の世界観を表現しています。
他の作品はこちら。
「田舎でよく聞く鳥の鳴き声をEDMにしました(ハトの鳴き声)(キジバト)」
「やや左側にかたよった教育番組」
動画再生数と登録者数
- ヴィエの動画再生数は3900万回
- チャンネル登録者数は62万人
どちらも2022年12月現在です。
かなり人気のある動画ですね。
ヴィエの口コミ・評価
- 怖い
- 中毒性がある
といった声が多いです。
https://twitter.com/RAB_0717/status/1544992833819779072
https://twitter.com/Hibou_grsy/status/1583016165471039493
確かに不気味で奇妙ですが、芸術性が高い作品と言えます。
ヒカキンはなぜヴィエを再現したのか?
ヒカキンさんのヴィエの再現動画がこちらです。
再生数は2022年12月現在で、
1800万回
です。
メイキング動画はこちら。
メイキング動画を見ると、次のようなことがわかります。
- 専門のスタッフや機材の導入
- 4分の動画に15時間撮影
- これまでの面白い動画とは異なる趣き
では、なぜヒカキンさんはヴィエを再現したのでしょうか。
その理由は、次の3点です。
- ヒカキンさん自身がやりたかった
- 別の視聴者層も取り込みたかった
- 再生数がかなり見込める
ヒカキンさん自身がやりたかった
ヒカキンさんはヴィエのことを「名作」と言っています。
そのためヒカキンさんがヴィエを気に入っていて、ご自身でやってみたかった可能性は高いです。
別の視聴者層も取り込みたかった
ヒカキンさんの動画とヴィエの動画の視聴者層は異なります。
ヒカキンさんは子供向けに面白い動画を作ることが多いです。
しかし10周年を迎えるにあたり別の視聴者層も取り込みたかった可能性はあります。
再生数がかなり見込める
ヒカキンさんが再現動画を作る前にすでにヴィエの再生数は、3000万回に達していました。
ヴィエの再現動画を作れば、再生数はかなり見込めることも理由の一つだったでしょう。
ヒカキンのヴィエと本家との比較
このように比較してみると、忠実に本家を再現しています。
ヒカキンさんのこだわりがこの比較によってわかります。
ただ比較してみてわかる相違点は、
- 本家の犬が猫になっている
- 本家にはないヒカキンさんのビートボックスが入っている
- 本家は怖いがヒカキンさんの再現は面白い
の3点です。
猫はご存知、ヒカキンさんが飼っているまるおともふこですね。
また本家にはないヒカキンさんのビートボックスも挿入されています。
ビートボクサーであるヒカキンさんならではのオリジナルでしょう。
また本家は怖い感じですが、ヒカキンさんの再現は面白いという感じがします。
ヴィエの元ネタ
バーバパパさんがヴィエを作るにあたり着想となったであろう元ネタは、次の4点です。
- 金正恩
- 「不安の種」のオチョナンさん
- ロシアン・ハードベース
- 江南スタイル
金正恩
髪形や顔つき、体型は北朝鮮の総書記である金正恩に似ています。
さらにヴィエの概要欄に「北野正念龍(キタノジェネラル)」という登場人物が出てきます。
総書記を英語でジェネラル セクレタリーと言いますので「北の総書記」と解釈でき、ここからも金正恩を連想させます。
「不安の種」のオチョナンさん
ヴィエでは目と口がぐにゃっと縦に曲がります。
これは「不安の種」という漫画のオチョナンさんに似ていますので、元ネタの可能性が高いでしょう。
もう今やってるNHK朝の連続テレビ小説のおちょやんってみると勝手に頭の中でおちょなんさんってなる(笑)
ぼくのうちは
ぼくとおとおとと
おかあさんと
たまにおとさん
と それから
おちょなんさんが
います。不安の種 pic.twitter.com/57IOITSVEx
— Queen.A (@divice006x) December 9, 2020
ロシアン・ハードベース
このロシアン・ハードベース(Russian hard bass)とは、ロシアのヤンキーの文化をベースにした音楽ジャンルです。
ヴィエと曲調が似ていますので、元ネタの可能性があります。
https://youtu.be/y90yaLFoYoA
江南スタイル
ダンスの振り付けの一部が、江南スタイルに似ているという指摘があります。
まとめ
以上今回は、
- ヴィエとは?
- ヒカキンはなぜヴィエを再現したのか?
- 本家との比較
- ヴィエの元ネタ
について調べてみました!
その結果、
●バーバパパさんが投稿したミュージックビデオ
●ヒカキンさん自身がやりたかったなど
●忠実に本家を再現
●金正恩など
ということが分かりました!